2011年1月11日 (火)

『夜の桃』石田衣良

『夜の桃』 石田衣良 新潮文庫

これほどの快楽は、きっとどこか真っ暗な場所に通じている…。成功した仕事、洒落た生活、美しい妻と魅力的な愛人。すべては玩具にすぎなかった。安逸な日々を謳歌していた雅人が出会った少女のような女。いちずに自分を求めてくる彼女の、秘密の過去を知った時、雅人はすでに底知れぬ恋に陥っていた。禁断の関係ゆえに深まる性愛を究極まで描き切った、瑞々しくも濃密な恋愛小説。

2010年5月 6日 (木)

『東京タワー』

『東京タワー』 江國香織 新潮文庫 平成18年

大学生の透は恋の極みにいた。年上の詩史と過ごす甘くゆるやかなひと時、世界はみちたりていた。恋はするものじゃなく、おちるものだ。透はそれを、詩史に教わった。一方、透の親友・耕二は、女子大生の恋人がいながらも、蠱惑的な喜美子に夢中だった。彼女との肉体関係に…。夫もいる年上の女性と大学生の少年。東京タワーが見守る街で、二組の対局的な恋人たちが繰り広げる長篇恋愛小説。
(作品紹介より)

2010年5月 5日 (水)

『青のフェルマータ』

『青のフェルマータ』 村山由佳 集英社文庫 2000年

両親の不和、離婚から言葉を失った里緒は、治療に効果的だというイルカとのふれあいを求めて、オーストラリアの島にやってきた。研究所のイルカの世話を手伝って暮らす彼女に島に住む老チェリストJBが贈る「フェルマータ・イン・ブルー」の曲。美しいその旋律が夜明けの海に響いたとき、海のかなたから野生のイルカが現れて…。
心に傷を持つ人々が織りなすイノセントでピュアな愛の物語。
(作品紹介より)

2010年4月29日 (木)

『野生の風』

『野生の風』 村山由佳 集英社文庫 1998

色に魅せられた染織家・多岐川飛鳥、野生動物のいのちを撮るカメラマン・藤代一馬。
ふたりが出会ったのは、ベルリンの壁崩壊の夜。運命的な恋の予感はそのまま、アフリカでの再会へと結びつく。サバンナの大地で燃え上がる愛、官能の炎。しかし、思いがけない事実が発覚して…
運命の出会いから慟哭のラストまで胸を揺さぶる恋愛小説。
(作品紹介より)

2010年4月28日 (水)

『恋愛寫眞』

『恋愛寫眞 もうひとつの物語』 市川拓司 小学館文庫 2008

カメラマン志望の大学生・瀬川誠人は、嘘つきでとても謎めいた女の子・里中静流と知り合う。誠人はかなりの奥手だったが、静流とは自然にうちとける。そして静流は誠人に写真を習うようになる。
やがて誠人は静流に思いを告げられるが、誠人にはずっと好きな人がいて、その思いを受け取ることはできなかった。
一年後、卒業を待たずに静流は姿を消した。嘘つきでしょっちゅう誠人をからかっていた静流だったが、最後の大きな嘘を誠人についたまま…
恋することの最も美しくて切ないかたちを描いた、市川拓司のもう一つのベストセラー!
(作品紹介より)

2010年3月21日 (日)

『タイトルマッチ』

『タイトルマッチ』 岡嶋二人 講談社文庫 1993

元世界ジュニア・ウェルター級のチャンピオン最上永吉の息子が誘拐された。彼を破ったジャクソンに義弟が挑むタイトルマッチ二日前の事だった。犯人の要求は、“相手をノックアウトで倒せ。さもなくば子供の命はない”。犯人の狙いは何か!?意想外の脅迫に翻弄される捜査陣。ラストまで一気のノンストップ長編推理。
(作品紹介より)

2010年3月15日 (月)

『幻の女』

夜は若く、彼も若かったが、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった……
ただ一人街をさまよっていた男は、奇妙な帽子をかぶった女に出会った。彼は気晴らしにその女を誘ってレストランで食事をしカジノ座へ行き、酒を飲んで別れた。そして帰ってみると、喧嘩別れをして家に残してきた妻が彼のネクタイで絞殺されていたのだ!刻々と迫る死刑執行の日。唯一の目撃者“幻の女”はどこに?サスペンスの詩人の、不滅の名作!
(作品紹介より)

2010年1月25日 (月)

『Yの悲劇』

『Yの悲劇』 エラリー・クイーン 宇野利泰(訳) 早川書房

富豪ヨーク・ハッターの死体がニューヨークの港にあがった。その後、狂気じみたハッター一族の邸で奇怪な惨劇が起こり始める。子供が毒物の入った飲み物で危うく命を落としそうになり、未亡人がマンドリンという奇妙な凶器で殺害されたのだ。元俳優の名探偵ドルリイ・レーンはその驚愕すべき完全犯罪の解明に挑むが……。犯罪の異常性、用意周到な伏線、明晰な論理性と本格ミステリに求められるすべてを備えた不朽の名作。

2009年12月12日 (土)

『ビタミンF』重松清

『ビタミンF』 重松清
新潮文庫 平成15年

38歳、いつの間にか「昔」や「若い頃」といった言葉に抵抗感がなくなった。40歳、中学一年生の息子としっくりいかなくなった。妻の入院中、どう過ごせばいいのやら。36歳、「離婚してもいいけど」、妻が最近そう呟いた……。
一時の輝きを失い、人生の“中途半端”な時期に差し掛かった人たちに贈るエール。「また、がんばってみるか」、心の内で、こっそり呟きたくなる短編七編。直木賞受賞作。

2009年9月 4日 (金)

高知旅行②

高知旅行②
中岡慎太郎の目の前には、広大な太平洋が広がっています!
いつも見ている瀬戸内海とは色が全然違います♪